上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)
上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)について
上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)とはファイバースコープ(小型カメラ)を鼻または口から挿入し、食道・胃・十二指腸を観察する検査です。上部消化管にできるポリープ、癌、炎症などを早期発見でき適切な治療方法を選択できます。
当クリニックでは、内視鏡専門医による高い技術と、それを生かせる最新鋭の内視鏡システムで内視鏡検査を行っています。
経鼻内視鏡検査は最先端の極細スコープで、一般的な経口内視鏡スコープの直径が9mm程度に対し、当院のスコープの直径はわずか5.9mmです。
患者様の負担を軽減するため、苦痛や不快感をできる限り少なくするように検査を行っています。
当院の胃カメラの特徴
1.できる限り楽な胃カメラを
- 「優しい内視鏡」検査を心がけ、丁寧に、思いやりを込めて行います
- 鼻(経鼻)からでも口(経口)からでも患者さんの希望に合わせた対応が可能です
- 口から検査を行う場合も、鼻から使用する細い内視鏡を使用します
- 吸収の早い炭酸ガス(二酸化炭素)を使用し、検査後のお腹の張りを大幅に軽減します
- 内視鏡専門医による高い技術と、それを生かせる最新鋭の内視鏡システムで内視鏡検査を行っています。
2.最新の内視鏡システムで、安心して受けられる胃カメラを
- 富士フィルム社製の最新の高解像度で、画像強調観察(BLI/LCI)が可能な内視鏡を使用します
- 癌などの悪性病変などが見つかった場合は、治療可能な提携病院へ速やかにご紹介いたします
当院が導入している内視鏡システム
富士フィルム社製
ELUXEO7000 SYSTEM
当院の胃カメラがお勧めの方
以下のような症状がある
- 上腹部の痛み、タール便(黒い便)、食欲不振、貧血、急激な体重減少
- 胸やけ、のどや胸のつかえ感、胃もたれ、胃の不快感、嘔気など
- 検診・人間ドックなどの胃のバリウム検査で異常を指摘された
- 以前受けた内視鏡検査がつらかった
- 胃カメラをしたことがなく検診を行いたい
- 40歳以上だが胃内視鏡検査を受けたことがない
- ピロリ菌に感染していないか心配
- ピロリ菌の検査で陽性だった(ABC検診でB群、C群、D群だった)
- 以前ピロリ菌の除菌をした
- 胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃がん、食道がんなどの治療歴がある
- 胃がんの血縁者がいる
当院の胃カメラの流れ
- 問診・診察
全身状態の把握、既往歴、内服薬、アレルギー歴、過去の検査歴、ピロリ菌除菌の有無などを確認させていただきます。
過去の検査状況からそれぞれの患者様にあった検査方法(経鼻・経口など)、をご相談させていただき検査方法、日時の決定を行います。 - 検査前日
前日の夕食は夜9時までに済ませてください。
食物繊維の多い野菜や果物、過度の飲酒は控えてください。 - 検査当日
当日は絶食でお越しください。
水分(お水やお茶)は、少量であれば直前まで摂取可能です。
当日の内服薬については事前に確認し、ご説明させていただきます。 - 検査
検査前に消泡剤を飲み、胃の中をきれいにします。
経鼻の場合は鼻腔内の麻酔、経口の場合は咽頭麻酔などを行います。
ベッドに左向きになった状態で検査を行います。
検査は5分から10分程度で終了します。
診断を確かめるために、色素をまいたり組織を採取したりすることがあります。
検査終了後、診察室で検査結果をご説明します。
胃カメラにかかる費用
保険 1割負担 | 保険 3割負担 | |
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胃内視鏡検査(観察のみ) | 1,500円前後 | 4,000円前後 |
胃内視鏡検査、生検、病理組織検査 | 3,000~4,000円前後 | 9,000~12,000円前後 |
※金額は概算です。事前検査分(血液検査等)は含まれておりません。
※経口・経鼻内視鏡とも同額です。